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2024.03.18 Monday

大先輩の竹刀

今、竹を削って竹刀を作っている。

 

 

きっかけは、弘光作の竹刀に出会ったこと。

 

竹が縁で、三代目弘光の西野さんのところに何度かお邪魔した。

 

そんなうちに、自分でもやってみようということになった。

 

もちろん、西野さんの竹刀がお手本だった。

 

何本か作るうちに、大先輩の竹刀に挑戦したくなった。

 

 

これは、学生時代にいただいたもの。

 

40年以上前の竹刀だ。

 

もったいなくて使えずにいた。

 

 

上段の名手として名高かった玉利嘉章先輩の作だ。

 

自分も上段をとる身、参考にしたいところだ。

 

それで、写しを作って使うことにした。

 

もちろん束の長さなどは、自分の好みも取り入れることに。

 

さて、恐る恐るばらしてみると驚いた。

 

 

裏の節まで細部に渡ってきれいな仕事がしてある。

 

 

これは握りの部分。

 

手を抜いていない。

 

 

先の部分。

 

 

束尻と束。

 

 

自分の作とは、月とスッポンだ。

 

 

それでも、自分なりにうまくできたと自己満足。

 

 

重さも規定をクリアできそうだ。

 

 

重ねも上出来。

 

 

先の部分も、これならお許しいただこう。

 

稽古で使う日が待ち遠しい。

2024.01.17 Wednesday

高山陣屋

20年ぶりに高山陣屋を訪れた。

 

前回には全然気づかなかったが、今回目に飛び込んできた展示。

 

 

明らかに駄知で焼かれた陶器があった。

 

先ずは、土瓶。

 

 

江戸後期に駄知の特産だった糸目土瓶と松皮土瓶。

 

どちらも、岩村藩に収められていたものだ。

 

 

よく見てほしい。

 

下が我が家の土瓶。

 

 

陣屋出使われていたものは、駄知であるばかりか我が家で焼かれたものであるかもしれない。

 

そっくりな蓋の陶片。

 

 

糸目の蓋もそっくりだ。

 

 

江戸時代後期に岩村藩を通じて、天領である高山に流通していたことになる。

 

機会があれば、蓋に記されている窯印を確認させてもらいたい。

 

焼いた窯まで特定できるかもしれない。

 

年明け早々、うれしい出来事だった。

2023.12.31 Sunday

2023年を振り返る。剣道編。

今年は、春に右肘を痛めた。

 

三か月ほど稽古できなかった。

 

秋に復帰したが、上段をとると左の肘も痛くなった。

 

木刀の素振りでリハビリをした。

 

なかなか回復しなかった。

 

 

68歳になったが、気持ちは若いつもりだ。

 

中段の稽古では、遠くなった面を何とか一本打ちたいと心がけている。

 

上段も厳しくなってきている。

 

衰えていくスピードを何でカバーしていくか?

 

これが今の課題だ。

 

・・・・・

 

暮れの学連大会にお呼びがかかったので、肘を鍛え直して臨んだ。

 

強豪チームと対戦したおかげで、YouTubeに試合がアップされていた。

 

【男子2部・2回戦】早稲田大学×東海大学【第34回関東学連剣友剣道大会】令和5年2023年12月6日(日)東京武道館 (youtube.com)

 

上段を学ぶ方は、有馬先生が私の前で出てきます。

 

参考になれば幸いです。

 

皆さん、よいお年を。

2023.12.29 Friday

2023年を振り返る。魚編。

今年のビッグニュースは、なんてたって「伊野川のアユ」

 

 

突然現れた鮎たち。

 

水産試験場の鑑定によれば、放流魚ではないとのこと。

 

DNA検査までしていないので、由来はわからない。

 

前代未聞の事件だが、うれしい話題で盛り上がった。

 

・・・・・

 

もう一つ私的な大きな出来事。

 

やっと見つけたヤマトイワナの谷。

 

情報は得ていたが、検証できていなかった場所へ。

 

噂は、本当だった。

 

 

大切にしたい環境だ。

 

・・・・・

 

琵琶湖へも行った。

 

あまりにも大きな水に圧倒された。

 

 

ビワマスも見ることができた。

 

産卵を終えた魚を見るのは、初めてだった。

 

 

・・・・・

 

ドライフライでは、尺アマゴを二匹釣ることができた。

 

 

運が良かった。

 

きれいな魚を狙うと、なかなか大物に出会えない。

 

 

自分はダメでも、息子は絶好調だった。

 

 

参りました。

 

ガイドとしては合格だった。

 

いつまで付き合ってくれるだろう?

 

自分もどこまで体力が続くか?

 

そんな歳になってきた。

 

一年間、無事で遊べたことに感謝。

2023.12.29 Friday

2023年を振り返る。焼物編。

兎年に因んで出してみた、禮三先生の茶碗。

 

 

何度見てもいい。

 

続いて、鉄釉の茶碗。

 

穴窯で焼き直したら、化けた。

 

くっつき部分を直していただいた。

 

 

これも家宝級だ。

 

そして、お気に入りの瀬戸黒。

 

 

現在、直しに出してある。

 

完成が、待ち遠しい。

 

素性は不明。

 

高台が高いので桃山ではないそうだ。

 

 

御深井の天目茶碗。

 

土は駄知の森向戸のもの、釉は小里の石粉ベースの灰釉。

 

穴窯に便乗させていただいた。

 

焼けすぎて、図らずも面白い釉溜りができた。

 

小坂川の水の色を彷彿させてくれた。

 

銘「小坂の水」とでもするかな?

 

 

来年は、志野の窯が来たので長石釉に挑戦しよう。

2023.12.12 Tuesday

ビワマスウォッチング

ビワマスが上ってるよ。

 

師走なのに、そんな知らせが。

 

小春日和の誘われて出かけてみた。

 

 

初冬の川には釣り人は居ない。

 

琵琶湖に注ぐ辺りから、カメラ片手に探してみた。

 

なかなか見つからない。

 

 

水鳥がいっぱいいたので、退屈はしない。

 

 

こいつがいるなら小魚もいるんだろう。

 

川を覗くが、それも見つからない。

 

しばらく行くと、亡骸を発見。

 

 

けっこうデカい。

 

やはりいるんだ。

 

少し期待して進む。

 

 

やっぱり、鳥しか撮れない。

 

やがて深みに沈む魚体を数匹確認することに。

 

 

こんな街中の小川にまで遡上してくるのだ。

 

結局、生きた魚は一匹目撃できただけ。

 

撮影は失敗。

 

近くで見た魚体は、見慣れたアマゴとは微妙に違う。

 

 

眼の位置かな?

 

やはり別種なんだと思った。

 

・・・・・

 

やがて朽ちていくだろうこの魚体。

 

命を全うした姿には感動すら覚えた。

2023.12.07 Thursday

OB大会

声が掛かるうちが花。

 

そんな気持ちで出場した。

 

 

凄い熱気。

 

200チーム1000人。

 

子供の大会は淋しくなる一方だが、年寄りは元気だ。

 

往年の名選手や八段の大先生も出場している。

 

我々が、八段と試合できるチャンスのある大会だ。

 

二部や三部の試合は見ごたえがあった。

 

さすがに八段の剣道はきれいだった。

 

上段や二刀も結構いて、退屈しない。

 

若い子たちにも見てほしい試合だった。

2023.11.27 Monday

豊蔵資料館

土曜日に荒川豊蔵資料館へ行ってきた。

 

ちょうどイベントをやっていて、お茶を一服いただいた。

 

 

目の前の斜面でこの陶片が見つかったそうだ。

 

 

これが世紀の大発見だった。

 

志野の故郷が、瀬戸から美濃に移ったのだ。

 

資料館の中には、貴重な陶片の展示もあった。

 

 

桃山時代の志野の肌を目に焼き付けてきた。

 

少し勉強してから訪ねると、興味深い場所だ。

 

是非お出かけを。

2023.11.17 Friday

伊野川のアユの正体

今年突然出現した伊野川のアユ。

 

釣り仲間には、衝撃的だった。

 

 

その正体は謎だ。

 

漁協に問い合わせてわかったことは、放流魚ではないということだった。

 

水産試験場に渡した標本からの鑑定結果は、県魚苗センターの人工産鮎ではないとのこと。

 

天然遡上のアユで、海産ではないかと見解だったそうだ。

 

これには疑問が残ったので、検査方法を確かめた。

 

鱗による判定によるとの返事。

 

つまりDNA鑑定ではない。

 

これだけのアユが、伊勢湾から上ったとすれば多治見あたりでも話題になるはず。

 

他の支流への遡上もないこと。

 

だから、海産説は納得できない。(一番期待する答えではあるが。)

 

残る可能性は、やはり小里川ダム湖産だ。

 

湖産系は塩分耐性がないそうで、海では育たない。

 

逆に、海産系のアユがダム湖で育つのか?

 

そんなことも含めて、来季の調査を期待するところだ。

 

きちんとDNA検査で答えを出してもらいたい。

 

・・・・・

 

鮎の住む土岐川であってほしい。

 

そんな思いで土岐川を眺めている。

 

 

 

 

 

2023.11.05 Sunday

2023年11月5日のアユ

多治見昭和橋。

 

 

小春日和に誘われて覗いてみた。

 

 

鯉科の魚が集まっていた。

 

招かれざる客も。

 

 

今話題のコクチバスかどうかはわからない。

 

 

橋の下流に回り、観察を続ける。

 

 

この中央部分の溜りにアユが居た。

 

 

まだ若いアユの群れと抱卵したアユの群れ。

 

 

ゆっくり観察できれば、産卵シーンが見られるかと思うほどだった。

 

 

こんなに鮎が密集していたのは初めて見た。

 

しばらくは楽しませてくれそうだ。

 

続いて、土岐市駅前の井野川へ。

 

 

可愛そうにはぐれアユが一匹。

 

シラハエの群れに紛れていた。

 

この子も命を全うしてほしい。

 

今年の夏を楽しませていただいた。

 

感謝。

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