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2020.03.20 Friday

江戸初期

たまたま見つけた地元の材料で遊んでいる。

 

そんな中でできたのがこの茶碗。

 

 

子供の頃からの遊び場だった川底の土。

 

松灰に長石で調合しただけの釉。

 

仕事で使う錆を塗って会社の窯で焼いた。

 

まるで江戸初期の美濃の天目茶碗のようだ。

 

いろいろ閃いているので今後が楽しみだ。

 

 

これは二匹目のドジョウ。

 

鬼板で試験したけど、鉄分が少なく茶色くならなかった。

 

でも許せる。

 

 

釉の垂れ具合もいい。

 

 

これは友人の窯で焼いてもらった志野。

 

 

上品な緋色が出て気に入っている。

 

残念ながら駄知では桃山陶は焼いていない。

 

当時この土で志野焼いていたらと思う。

 

焼き物の歴史が変わっていたかも?

 

手前味噌のはなしでした。(汗)

2019.06.10 Monday

色見に書かれた文字

裏から出てきた色見たち。

 

 

こういうテストピースには目的がある。

 

まずは、焼く途中で引き出して焼け具合を見るためのもの。

 

次に、呉須や釉の焼き上がりの試験に入れるものなどがある。

 

写真の右下のものは後者であろう。

 

 

近くの地名などが書かれていて興味深い。

 

原料の産地なのか?

 

釉を変えて呉須の発色を比べているものかもしれない。

 

 

 

ベロ藍と呼ばれる輸入物の呉須。

 

面白かったのがこれ。

 

 

六なんたらと書いてある字はどうやら私の高祖父の名前だ。

 

幕末から明治の初めの磁器である証拠だ。

 

古文書は管理が大変だが、焼き物ならいつまでもそのまま残る。

 

意外な拾い物にちょっと感動。

2019.05.21 Tuesday

進化?変化?自画自賛

魚の絵を描くようになってから何年か?

 

少しずつ進化している気がするのだが。

 

時々スランプになり、描けなくなる。

 

ところが、なんかの拍子でぱっと描けちゃうことがある。

 

三歩進んで二歩下がるみたいな。

 

今回は、頼まれてアユの皿を描いた。

 

一枚目は慎重に。

 

うまくいった。

 

ところが二枚目から突然描けなくなった。

 

もっとうまく描いてやろうと色気が出るとだめになる。

 

次の日。

 

 

ぱっと描けてしまった。

 

焼きあがるまで安心できない。

 

往々にして期待外れのケースが多い。

 

今回はうまくいった。

 

 

すごくいい。

 

 

これに味をしめて二匹目のドジョウならぬアユ。

 

 

欠けた素焼きに練習のつもりで描いた。

 

こういう時にいい絵がかけるもんだ。

 

わくわくの窯出し。

 

 

よっしゃーの瞬間だ。

 

 

焼くと細かい粗は隠れてしまう。

 

しばらくは手元に置いてニヤニヤしていよう。

 

 

2019.04.30 Tuesday

試験

森向戸の土に灰釉をかけて別の窯で焼いてもらった。

 

こちらは酸化焼成で1230℃。

 

釉はうまく溶けなかったが、土味はとても気に入った。

 

 

荒い石を取り除いて精製すれば白い焼き物になりそうだ。

 

 

釉のかかっていない部分はとてもいい。

 

もう少し焼くか、釉を少し弱くすれば面白いと思う。

 

この素地土に御深井釉をかけてみたい。

 

 

2019.03.07 Thursday

出てきた新たな証拠

東京で江戸時代の武家屋敷の発掘調査の折、駄知の焼き物が大量にでてきたと聞いている。

 

その資料の中にこんなものがあると教えていただいていた。

 

東京の500冊の報告書のなかにたった一つだけあった窯印。

 

よくぞ見つけてくださった。

 

池田氏提供資料

 

池袋のシャンシャイン60の辺りらしい。

 

糸目土瓶の蓋に「駄六」の刻印。

 

はじめの文字は産地の駄知を示し、「六」はおそらく我家の屋号で間違いない。

 

とは言え、我が家の周りからは同じものは見つかっていなかった。

 

それが今回見つかった。

 

 

正真正銘の我家製の土瓶の蓋だ。

 

 

更にもう一枚。

 

 

江戸後期のものだ。

 

あるはずのこの印が見つかって、ほっとした。

 

一件落着。

 

我家は明治になってから窯を閉じてしまっていた。

 

そのためか江戸時代の窯の話が伝わっていない。

 

高い技術の土瓶を造っていたことがわかり、ちょっとだけ誇らしげな気持ちになれた。

 

2019.02.14 Thursday

兄弟

お隣さんからこんなものが出てきた。

 

 

要らなくなった家財の整理をしていたようだ。

 

すんでのところで廃棄処分になるところをいただいてきた。

 

実はそっくりな片口が我が家にもある。

 

それでピンと来た。

 

 

これも物置に長いこと眠っていたもの。

 

釉の調子はやや違うものの同じ窯で同じ職人さんの仕事であることは間違いなかった。

 

 

二つを並べると

 

 

こんな感じ。

 

焼き方もピンを使ってある。

 

 

そしてどちらも焼き損じ品なのだ。

 

窯どこならではのこと。

 

家使いの器はすべて下物(傷物)だ。

 

時代は幕末か明治か?

 

骨董というよりは古道具。

 

一晩並べておいてあげた。

 

積もる話が出来たろうか?

2018.11.21 Wednesday

江戸で使われた駄知の焼き物

美濃陶磁歴史館で「瀬戸物として売られた美濃焼」特別展を見てきた。

 

 

この中で気になったのが、尾張藩麹町邸で発掘された仏花瓶。

 

 

これはすぐにピンときた。

 

駄知もんだ。

 

鉄釉に長石釉が散らしてある。

 

駄知で焼かれた拳骨茶碗に見られる独特な技法だ。

 

 

うちから出てきたものに同じようなものがあった。

 

多くの美濃の焼き物が江戸へ出ていたことだろう。

 

その中でも駄知と特定できると嬉しいものである。

2018.03.21 Wednesday

個展やるの?

冬の間に書き溜めた絵を選別した。

 

周りからそそのかされて?煽てられて?描いてきた。

 

試行錯誤を繰り返しながら自分なりに進化したと感じている。

 

 

気に入っている墨絵。

 

鮎だよ。一応。

 

 

皿の鮎はいろんなタッチで描いてみた。

 

 

焼き上がりを想像しながら適当に描く。

 

時々、神様が降臨なさる時がある。

 

筆が走らない日は描かないことだ。

 

 

これは最近のお気に入り。

 

この向きがいい。

 

 

どうせなら個展でもやろうかな?

 

浴衣プロジェクトはもう進行している。

 

T-シャツも手ぬぐいも検討中。

 

この夏も忙しくなりそう。

 

 

 

 

2018.01.29 Monday

偶然?

以前も書いたが陶で焼いた器が気になって仕方ない。

 

骨董市で買った天目。

 

 

大川か田の尻で焼かれたものだろうと思い込んでしまった。

 

そんなに高いものではないし形も悪くないので気に入っている。

 

真贋より産地に興味があるのだ。

 

先日面白いことがあった。

 

陶で拾ったというエンゴロを植木鉢にしている方がいたのだ。

 

早速見せてもらった。

 

 

独特の底の造り。

 

天目のかけらがくっついている。

 

明らかに天目を焼いた鞘だ。

 

そこで私の茶碗を入れてみると

 

 

上手く収まった。

 

やっぱり、陶のものなんだろうか?

 

本題は私の道楽ではなく、信長の館の天目の産地なんだが。

2018.01.12 Friday

鮎皿

明けましておめでとうございます。

 

年末年始は風邪でダウン。

 

その間、鮎の描き方をいろいろ考えていた。

 

仕事始めに早速試してみた。

 

 

追星を表現するために呉須を描き落とした。

 

口も削ってみた。

 

悪くない。

 

 

これはまだ口を削る前だ。

 

焼き上がりを想像しながら描くのだが、いつもうまくいくとは限らない。

 

 

ムラができてしまった鮎。

 

描いた時は期待したのだが。

 

でも悪くない。

 

 

↓はうまくいった。

 

 

でも、この絵を見ながら感じた。

 

洗練されてきたけどパンチがない。

 

 

このほうが元気があっていいかな?

 

あまり優等生よりちょっとヤンチャなほうが好き。

 

栽培物の野菜よりあくの強い山菜でいたい。

 

 

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